この記事ではソフトバンクから楽天モバイルへMNP(乗り換え)する手順を解説しています。
基本的な流れから注意点を含めて分かりやすく解説しているので、参考にして頂けると幸いです。
現在楽天モバイルではSIMのみ(eSIM)+MNPの申込みで最大6,000円分の楽天ポイント還元を実施中なので「持込み」でも恩恵あり!
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順は全部で5つ
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順は全部で5つです。
- 楽天モバイルへ申し込む前の確認をする
- 楽天モバイルへ申し込む
- 楽天モバイルへMNPする
- 楽天モバイルのSIMカードを端末にセットする
- Rakuten Linkの初期設定をする
手順①:ソフトバンクから楽天モバイルへ申し込む前の確認をする
まずはソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える前に基本的な事前チェックをしておきましょう。
チェック①:ソフトバンクのMNP予約番号取得は不要
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは「MNPワンストップ」が該当するので、従来のように電話番号を引き継ぐ為に行うMNP予約番号の発行は不要です。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/mnp/?l-id=guide_mnp_fast-convert_guide_mnp_01#onestop
チェック②:楽天IDや支払い情報、本人確認書類の準備をする
楽天モバイルの申し込みは、申込みの時点で楽天IDとパスワードが必要になります。
なので、まだ楽天会員になっていない方は先に登録を済ませておきましょうね。
楽天モバイルの利用料金は「クレジットカード」「口座振替」「デビットカード」の3種類から選べます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/payment/
本人の都合に合った支払い方法で問題ありませんが、楽天ポイントを利用したい場合はクレジットカードのみとなります。
このサイトはPixelに特化しているので、あまり関係ないですが「楽天モバイル買い替え超トクプログラム(iPhone)」を利用したい方は、本人名義の楽天カードのみとなるので注意しましょう。
また、楽天モバイルへの申込みには必ず本人確認書類の提出が必須となります。
今では運転免許証またはマイナンバーカードがあれば、申込みの時点で本人確認が完了する「AIかんたん本人確認(eKYC)」が使えるのでとても簡単です。
細かい本人確認書類の一覧は公式サイトでも確認できるので、免許証やマイナンバー以外を希望する方は公式サイトで一度確認しておきましょう。
チェック③:楽天モバイルの対応端末を確認しておく(持込みの方限定)
これは現在「ソフトバンクで使っている端末をそのまま楽天モバイルで使いたい」と考えている方限定となります。
楽天モバイルには公式サイトのページで「この端末は楽天モバイルで正常に使えるかどうかチェック済みです」と言う動作確認端末一覧ページがあります。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/byod/
現時点(2024/1/29)の楽天モバイルではソフトバンク版の「Pixel 3」から「Google Pixel Fold」まで動作確認が取れています。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/byod/
SIMフリーのPixelであればPixel 4以降全て「楽天回線対応製品」として利用可能です。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/byod/
また、ソフトバンクで発売されている「Pixel 7a」や「Pixel 8」「Pixel Fold」は全てソフトバンクのSIMロックが解除した状態での受け渡しになるので、ソフトバンクで購入した端末もそのまま楽天モバイルで使うことが可能です。
余談ですが、2021年10月1日(金)以降に発売された機種はPixelシリーズに限らず全てSIMロック解除し状態での受け渡しとなるので、ソフトバンクでのSIMロック解除は不要です。
ソフトバンク機種に限らず、既に販売が完了している過去シリーズを購入して使いたい場合はイオシス等などの中古専門ショップで購入してから楽天モバイルへ申込みましょうね。
手順②:楽天モバイルへ申し込む
楽天モバイルではPixelの取扱が無いので申込みは必然的に持込みという形になります。
なので、楽天モバイルの申し込みは「SIMのみ(プランのみ)、eSIM」で申込みます。
申し込み画面で「プランを選択する」を選択。
申込みは「物理SIM(SIMカード)とeSIM」の2種類です。
eSIMに対応しているPixelシリーズであれば「nanoSIM・eSIM」の好きな方で申し込んで構いませんが、個人的には「nanoSIM(SIMカード)」の方が好みです。
(デフォルトではSIMタイプは「SIMカード」になっています。)
後は「楽天ID」でログインし、基本情報の入力・本人確認書類のアップロード・クレジットカード情報の入力などを済ませれば完了です。
楽天モバイルの申し込みは必ず[本人確認書類(免許証や保険証)・クレジットカード]が必要になるので、予め準備しておくとより申込みがスムーズです。
本人確認書類の詳細は楽天モバイル公式サイトにも専用の解説ページがあるので、合わせ参考にしてください。
因みにPixelを楽天モバイルで使う際には「持込み」という形になりまが、それでも新規契約で最大3,000円分の楽天ポイントをゲットできます。
手順③:楽天モバイルの開通手続きを行う
楽天モバイルからSIMカードが届いたら利用中のauから楽天モバイルへMNP転入手続きを行います。
転入手順は以下のとおり↓
お手持ちのスマホやPCから「my 楽天モバイル」へアクセス
↓
「my 楽天モバイル」内の右上にあるメニューをタップ
↓
「お申し込み履歴」を選択
↓
該当する申込み番号をタップ
↓
「MNP転入する」をタップで完了
基本的に全てタップで完了しちゃいます。
シンプルなので初心者の方でも迷うことはありません。楽天モバイル公式サイトでも開通手続き専用ページがあるので、合わせて目を通しておきましょう。
公式サイトでの説明はこちら↓
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/mnp/flow/
また、MNP開通するタイミングは開通手続きする時間で当日中か翌日かに分かれます。
受付時間 | MNP完了時間 |
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌日9:00以降 |
当日中に開通を完了させたければ21時より前に行いましょう。
そして、楽天モバイルへ電話番号が切り替わった時点で、それまで利用していたauは自動的に解約となります。
手順④:Pixel端末に楽天モバイルのSIMカードをセットする
楽天モバイルへの開通手続きが完了したら最期に初期設定を行います。
(※参考画像としてPixel 8を使っています。)
上記でも少し触れていますが、「楽天回線対応製品」の記載があれば全て楽天モバイルのSIMカードを挿すだけでAPNが自動で完了しちゃいます。
↓↓
余談ですがよく質問で「SIMカードはいつセットすればいいのですか?」というメールを頂きますが答えは「先でも後でも大丈夫」です。
新規契約をした方は楽天モバイルのSIMカードをPixelに挿してから開通手続きを行ってしまってOKです。
MNPの場合でも同じです。
手順⑤:楽天リンクの初期設定も完了させる
Pixelで楽天モバイルが使えるようになったら最後に楽天リンクをインストールして初期設定(紐付け)を完了させましょう。
「楽天リンク」は楽天モバイルのキャンペーンの適用条件になっていることがほとんどなので、必ずインストール&初期設定は行ってくださいね!
https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/byod/?l-id=top_carousel_none_campaign_byod#terms
楽天リンクはインストールしてご自身の楽天IDとパスワードでログインすればOK。
公式サイトでも楽天リンクの専用ページがあるので合わせて確認しておきましょう。
機種変更時のデータ移行について
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるタイミングで、新しいPixelを購入する機種変更時には必ずデータ移行を行います。
Pixelに限らず最近のAndroid端末のデータ移行はコピー機能を使った方法が主流です。
ケーブルを使えばバックアップ不要で最短で行えるのがメリットですが、個人的にはGoogleアカウントを使ったバックアップだけはしておきます。
合わせて、Google Pixel公式サイトにもデータ移行手順が細かく紹介されているので、そちらを合わせて参考にして頂ければと思います。
https://guidebooks.google.com/pixel/transfer-your-data/how-to-switch-from-android
Pixelで楽天モバイルのAPNが完了したけどネットに繋がらない時の対処法
これは楽天モバイルに限らず、APNが完了したのにネットに繋がらない主な対処法は以下の4つです。
- 数秒~数十秒待ってみる
- モバイルデータ通信がオフになっていないか確認する
- APN情報に間違いがないかチェックする
- SIMカードに問題がある場合はサポートセンターへ問い合わせてみよう
対処法①:APNが完了したら一度再起動してあげよう
楽天モバイルに限ったことではありませんが、初めてAPNを行うと楽天モバイルの電波をキャッチするまでに数秒かかることがあります。長い時は数十秒とかも結構あります。
この場合は、一度Pixelを再起動するか機内モードをオン→オフするとスムーズにキャッチしてくれます。
因みに僕はいつも初期設定が完了した後は再起動をしちゃいます。
対処法②:モバイルデータ通信がオフになっていないか確かめよう
これも「ネットに繋がらない!」というトラブルで多い原因の1つですが【モバイルデータ】がオフになっていると、強制的にインターネット通信が遮断されます。
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ>「モバイルデータ」
自分ではタップした覚えがないけど、たまーに何かしらの原因でオフになっていることがあるので、「あれーー?」と思ったらモバイルデータ通信の部分を確認してみてくださいね。
対処法③:APN情報に間違いがないかチェックする
APN情報を手動入力した際によくあるのがスペルミスです。
楽天モバイルは自動APNなので手動は関係ありませんが、もし自動で不具合があった時は手動でも問題ありません。
楽天モバイルの手動APNは入力項目が多くないので、この手のトラブルはほとんどありませんが、「,」と「.」のミスなどあるので手動で行った方はチェックしてみてくださいね。
- APN名:楽天モバイル(任意の名前)
- APN:rakuten.jp
- MCC:440(入力済)
- MNC:11(入力済)
- APNタイ:default,supl
- APNプロトコル:IPv4/IPv6
- APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
APNは間違っても何回でも削除や新規作成が可能なので心配不要です。
対処法④:SIMカードに原因がある場合はサポートセンターや店舗へ
そもそも、PixelのAPN設定自体はとっても簡単な手順なのでうっかりミスがない限りスムーズに完了します。
ですが、ごくごく稀にSIMカード自体に問題がある場合があります。
この場合は自分でどーすることもできないので、楽天モバイル公式サイトのチャット機能を使ってへ問い合わせてください。
また、家の近くに楽天モバイルショップがある方は直接出向いてください。
まとめ
以上がソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順でした。
Pixelシリーズは楽天モバイルで取扱がないので「持込み」という形になります。
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えはキャンペーンが使えるのでお得ですね♪
また、加えて楽天モバイルのクーポンを併用すれば追加で楽天ポイントをゲットできちゃいます。
新規事務手数料も無料なので、初期費用負担なく楽天モバイルを契約できますね!