この記事ではソフトバンクからワイモバイルへMNP(乗り換え)する手順を解説しています。
基本的な流れから注意点を含めて分かりやすく解説しているので、参考にして頂けると幸いです。
Contents
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える手順は全部でつ
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える手順は全部で4つです。
- ワイモバイルへ申し込む前の確認をする
- ワイモバイルへ申し込む
- ワイモバイルへ開通手続きを行う
- データ移行をする(新規端末の方は不要)
- ワイモバイルのSIMカードを端末にセットして初期設定をする
手順①:ワイモバイルへ申し込む前の確認をする
まずはソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える前に基本的な事前チェックをしておきましょう。
チェック①:ワイモバイルで使う端末について確認する
まずワイモバイルへ乗り換えるタイミングで端末をセット申込みする方は対象外となるので読み飛ばしてください。
ここでは現在ソフトバンクでお使いの端末をそのままワイモバイルで使いたい方に向けての注意点となります。
ワイモバイルでは公式サイトに「この機種ならワイモバイルで確認が取れていますよ」という「SIM動作確認済機種一覧」というページがあります。
https://www.ymobile.jp/store/lineup/sim_devices/
また、ソフトバンクで購入したPixelであれば以下のシリーズが使えます。
- Google Pixel 8a
- Google Pixel 8 Pro
- Google Pixel 8
- Google Pixel 7 Pro
- Google Pixel 7a
- Google Pixel 7
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 6
- Google Pixel 5a (5G)
- Google Pixel 4 XL
- Google Pixel 4
- Google Pixel 3a XL
- Google Pixel 3a
https://www.ymobile.jp/store/lineup/sim_devices/
Pixelシリーズで言えば、Pixel 6/6aシリーズ以降に発売されたモデルは全てキャリア購入でもSIMロックが解除された状態での受け渡しとなっています。
なので、現在ソフトバンクで購入したPixel 5よりも前のシリーズをお使いの方で、そのままワイモバイルで使いたい方は先にSIMロック解除する必要があります。
SIMロック解除の手順は以下のとおりです。
- トップページ上部にあるメニューを開く
- 「契約・オプション管理」を選択する
- 「オプション」を選択する
- 画面下部にある「SIMロック解除対象機種の手続き」に進む
- IMEI番号を入力して「次へ」を選択
- 「解除手続きする」を選択したら完了
- Android製品は解除コードもメモしておく
チェック②:支払い方法はソフトバンクから引き継ぐ
ソフトバンクと支払い方法が同一かつ名義人も変更がない場合、変更手続きは不要です。
ただし、「スマートサービズ」など一部のサービスを利用していた方は再設定を行う必要があるので、ご自身が何のオプションを使っているのか確認しておきましょうね。
https://www.ymobile.jp/yservice/howto/sbikou/
チェック③:MNP予約番号の取得は不要
通常ソフトバンクから他社へ乗り換え時にはMNP予約番号という物を発行してもらいます。
ですが、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合は「番号移行」という形になるのでMNP予約番号の発行は不要です。
実際に申込みの画面でも「ご利用中の携帯会社」選択で「ソフトバンク」があります。
この時に「my ソフトバンク」のログインIDとパスワードが必要になるので、忘れてしまった方は準備しておきましょうね。
手順②:ワイモバイルへ申し込む
準備が整ったらワイモバイルへ申し込んでいきます。
とは言っても、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは簡単でネットショッピング感覚で完了します。
基本的な流れは以下の通りです。
- ワイモバイルオンラインストアにアクセスする
- SIMカードかeSIMを選択する(端末セットの方は端末を選ぶ)
- 申し込み回線数・利用予定端末を選択する
- お手続きの内容で「今の電話番号をそのまま利用する」を選択
- ご利用中の携帯電話会社は「ソフトバンク」を選択
- My SoftBankにログインする
- 料金プラン・割引サービスを選択する
- 契約者情報・支払い情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- 同意事項を確認して問題なければ申し込み完了
上記でも触れていますが、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは「My SoftBank」へログインするだけで簡単に完了します。
全て申込みが完了すると申込み完了メールから数日で製品が届きます。
手順③:ワイモバイルへ回線切替を行う
ワイモバイルからSIMカードが届いたら最後は「回線切替」です。
SIMカードと一緒に同封されている小拍子にも記載されているので省略しますが、回線切替は電話1本で簡単に行えます。
- 0800-100-1847
- 10:00 ~ 19:00まで
混雑時でなければ完了後、10分以内に切り替わります。
MNPや機種変更の場合はオンラインから直接行えます↓
https://www.ymobile.jp/store/to_beginner/afterarrival/
切替手続きの際にWEB受注番号を準備しておきましょう。
ワイモバイルへのMNPが完了すると、今まで使っていた通信事業社が自動的に解約になります。
回線が切り替わった後はPixel端末ででワイモバイルのSIMカードが使えるように初期設定をしてあげましょう。
手順⑤:旧端末から新端末へデータ移行をしよう
新しくPixel端末を購入する方は、機種変更になるので旧端末から新しい端末へのデータ移行が必要になります。
Androidのデータ移行には基本「Googleアカウント」を使った方法が代表的ですが、最近はケーブルを使った方法も主流となっています。
Googleアカウントを使って「バックアップと同期」しておき、Pixelを起動させ【アプリとデータのコピー】を選択して直前でバックアップしたデータを選択するだけで復元は完了します。
また、LINEアプリに関しては別途バックアップが必要になります。
LINEの引き継ぎに関してはLINE公式サイトで詳しく解説されているので、合わせて参考にしてください。
あともう1つゲームアプリに関しては、個々によって引き継ぎ手順が異なるのでプレイしているゲームアプリがある場合は事前に引き継ぎ確認をしておきましょう。
PASMOやSuicaなども機種変更時の引き継ぎがあるので、利用中の方は公式サイトを確認しておいてくださいね。
これで旧スマホから「Pixel 7a」へのデータ移行は全て完了です。
手順⑥:ワイモバイルのAPNを行う
最後にPixelでワイモバイルの利用を可能にするためのAPN(ネットワーク通信設定)を行っていきます。
とは言ってもPixelをワイモバイルで使った時のAPNはSIMカードど挿すだけなので簡単です。
▼Pixel側面にあるSIMスロットを取り出してワイモバイルのSIMカードをセットします。
▼挿し込み完了で電源を立ち上げるとAPN自動で完了しています。
今回は自動設定で完了しました。
基本的にワイモバイルのAPNは以下3つのどれかで行います。
- 自動設定
- APN一覧から選択
- 手動設定
ワイモバイルの初期設定関係は公式サイトでも専用のページが用意されているので、合わせて参考にしてくださいね。
https://www.ymobile.jp/yservice/howto/simfree_android/
⇒ ワイモバイルスマホの初期設定へ
(別ウィンドウが開きます)
APNが完了すればPixelを使って、SoftBankからワイモバイルへMNPする手順は全て完了となります。
ワイモバイルのAPNが完了したのにネットに繋がらない時の対処法
これはワイモバイルに限らず、APNが完了したのにネットに繋がらない主な対処法は以下の4つです。
- 数秒~数十秒待ってみる
- モバイルデータ通信がオフになっていないか確認する
- APNを手動設定した方はスペルミスの可能性も
- SIMカードに問題がある場合はサポートセンターへ問い合わせてみよう
対処法①:APNが完了したら一度再起動してあげよう
一番最初だけ初めてAPNを行うと電波をキャッチするまでに数秒かかることがあります。長い時は数十秒とかも結構あります。
この場合は、一度「Pixelを再起動するか機内モードをオン→オフするとスムーズにキャッチしてくれます。
因みに僕はいつも初期設定が完了した後は再起動をしちゃいます。
対処法②:モバイルデータ通信がオフになっていないか確かめよう
結構、多い原因の1つですが【モバイルデータ】がオフになっていると、強制的にインターネット通信が遮断されます。
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ>「モバイルデータ」
自分ではタップした覚えがないけど、たまーに何かしらの原因でオフになっていることがあるので、「あれーー?」と思ったらモバイルデータ通信の部分を確認してみてくださいね。
対処法③:APNを手動で行った方はスペルミスの可能性もある
ワイモバイルのAPNを手動で行った場合によくあるミスですが、手動APNはスペルを1文字でも間違うと正常に動きません。
特にAPNの「default,mms,supl,hipri」は長いからスペルミスしやすいから注意しましょう。
対処法④:SIMカードに原因がある場合はサポートセンターへ!
そもそも、ワイモバイル×PixelシリーズのAPN設定自体はとっても簡単な手順なのでうっかりミスがない限りスムーズに完了します。
ですが、ごくごく稀にSIMカード自体に問題がある場合があります。
この場合は自分でどーすることもできないので、ワイモバイル公式サイトのチャット機能を使ってへ問い合わせてください。
既に使っているPixelをそのままワイモバイルで使うならデータは全てそのままだよ!
よく聞かれる質問の1つですが、ソフトバンクやauで既にPixelを使っていて、そのままワイモバイルで使いたい時はSIMカードを挿し換えてAPNを行うだけで完了します。
ワイモバイルに乗り換えるっていうことは、「今まで使っていた通信回線がワイモバイルに変わるだけ」だからPixelに保存されている写真や電話帳、アプリは全て引き継ぎます。
まとめ
以上が、「SoftBankからワイモバイルへ乗り換える手順でした。
ワイモバイルで使う基本の流れはこのような感じなので、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを検討している方は参考にしてください。